温泉パラダイス「新宮温泉ふくの湯

心にいつでもコーヒーベルト!!!

まつりちょうです!!

甥っ子の智宏くん。珈琲まつりのマイルド店員として活躍中の彼は、無類の温泉好き。よく「最近ふくの湯に行っている」と聞くことがありました。

「ふうん?」位に話に聞いていた程度でしたが、ある時ついに「ふくの湯」に行ってみることに。

ひ・ひ・ひ・広い!!!

き・き・き・キレイ!!!

1番に目を引かれたのは「炭酸泉」

ここは天然ではなく人工的に造られた液体炭酸を

たっぷり溶け込ませた炭酸泉。

浴槽自体に岩盤が貼ってあり、

炭酸泉と岩盤浴のダブルの効果を体感できる。

それから、種類も強さも様々なジェットバス!!!

強さが2種類ある電気風呂。

塩を揉み込みながらじっくり汗をかく「塩サウナ」

もうここに書き切れない程に魅力が溢れているのだ!!!

私が温泉に目覚めてしまった背景にあるのは、あの方達の存在。

私はただ、ふくの湯のお風呂だけを好きになったのではない。

そう・・・本当の魅力は、人にあり。

「塩サウナ」そこで私は初めて「サウナ神」に出会うことになる。

サウナシン

私が勝手にそう呼んでいるだけなのだが、

私が初めて塩サウナに突入したその日。

目の前に静かに瞑想する「サウナ神」がいたのである。

私よりはるかに年齢は上だと思われるが、

見惚れてしまうほどのキレイな白いお肌。

キレイというか、もうツヤツヤ。

私はついに我慢できなくなりサウナ神に声を掛けてしまった。

「あの、すみません。どうやったらそんな風になれるんですか??」

そう言うとサウナ神は笑いながらこう答えた。

「私はね、ここのお風呂に週5回通ってるのよ」

「週5回ですか!!!なるほど!!!」

初対面な上に、お互い全裸(あたりまえ)

だったので細かな入浴の方法などについての

言及はしなかったが。

とりあえずこう思った。

「週5通ったら、サウナそ神に一歩近づけるかもしれない」

私はその運命の日、

サウナ神と共に新しい扉を一つ開けた。

全裸なのにもかかわらず、

恐れ多くも話しかけてきた私に向かって

サウナ神はこう言った。

「あんた。背中に塩塗ってやろうか?」

「えええ!そんな!申し訳ないです!!」

「いいって。ここではみんな仲間よ!」

そう言いながら、サウナ神は私の背中に

強めの塩を塗ってくれた。

サウナ神と私に巻き込まれる、後から入ってきたお姉さん。

そこに悲劇が訪れた。

サウナ神が私の背中に塩を塗り終わろうとしたその時、事もあろうに若い(何も知らない)

おねえちゃんが入ってきたのである。

お姉さんとサウナ神の目が合った。

どきどき・・・・・。

「あんたも背中、塗ってやろうか。」

「え・・・・・・・・。いいんですか?」

おねえさんはちゃんと空気を読んでいた!!

おねえさんの背中に塩を塗り始めるサウナ神。

私はなすすべもなく、ただサウナ神の所業を見守ることしか出来ない。

おねえさんの本心は分からないけれど、

本来ならば誰も喋ることなく

個々で静かに瞑想するであろう塩サウナ。

そこで、背中に塩を塗りあいこする交流が行われたのである。

サウナ神と2人のおばあさん。

私もサウナ神に近づけるように、

できる限りお風呂に通おう。

そう思って本当に通うようになったが、

私はいつも心がけることがあった。

それは・・・サウナ神の視界に入る場所に、

わざとらしく居ることだ。

そうすると、優しいサウナ神は

必ず気がついてくれた。

「あらあんた。本当に来たね。」

そしてある時、私はサウナ神が2人のおばあさんと一緒にふくの湯に来ていることに気がついた。

「いつも3人で来られているんですか?」

するとサウナ神は朝日の中で輝きながらこう言った。

「私の母と、旦那の母よ。

私はね、母たちをデイサービスに通わせるんじゃなくて、

毎日ここのお風呂に連れてきてるのよ。」

毎日体を温めて、めぐりを良くする。

その為か、お二人ともものすごく元気なのだとか。

体の中のことはともかく、毎日朝日を浴びながら

娘と一緒に温泉に入る2人のおばあちゃんは、ものすごく幸せそう。

本当に素敵なサウナ神。

ふくの湯の魅力は、この一回のブログには収まらない。

美味しすぎる台湾風かき氷

今回このブログに、「ふくの湯」の魅力をぎゅぎゅっとまとめようと思ったのだが

やはり無理だった!!!

そして…今回紹介したのは「朝のサウナ神」

実は「深夜のサウナ神」もいらっしゃるのだ。

次回のブログは「ふくの湯」の魅力 後半

となる。

産地に届け!!bravo!!!

※冒頭露天風呂の写真は、ふくの湯新宮店公式ホームページよりお借りしました。