盛大に送り出してもらった、卒業までの1ヶ月間。
心にいつでもコーヒーベルト！
まつり長です！！
８月5日に「珈琲まつり」という
私のお店を閉じてから、早1ヶ月が
経とうとしている。
先月の今頃は、本当に桃の仕入れと
桃の皮を剥くことに
１日の大半を費やしていた。
今振り返ってみて、あの時と同じことを
してと言われて同じことが出来るだろうか
と思うくらい
毎日毎日、桃のことばかり考えていた。
売り上げがどうとか。
仕入れ値がどうとか。
もう、そうゆうことがどうでもよくて。
毎日、まつりとのお別れを惜しんでくれる
まつりが大好きでいてくださる
皆さんの大事な時間を最後まで
珈琲まつりらしく終えることが
私の仕事だと思っていました。
8月に入り、私のお店の最後を
見届けようと東京から娘が帰ってきた。
娘だけではなく、もはや常連さん
みんながこの「珈琲まつり」のために
何かしよう 何かしたいと思って
お皿の配膳を手伝ってくれたり
お席の移動や、外に並ぶお客さんへの
配慮まで‼︎まるであれは全員野球。
こんなお店、なかなかないのでは
と思いますが
最後まで私は、大勢の応援団に
支えられながらいたということです。
破壊の中にきっと、創造がある。
お店を辞めてから、もう本当に大変。
全て終えた今だから言えますが、
もう本当に大変。
7年間の思い出の詰まったお店の荷物は
びっくりするくらい多くて
友人のまりこちゃんが初日にスタートで
手伝ってくれたので、そこからエンジンがかかって
休むことなく一気に退去作業を進めました。
物を運び出し、必要のないものは処分。
そして、まつりのカウンターや壁は・・・
4人の元気なおじさんの手によって
2日で破壊されました✋
例えるのも変ですが、人が亡くなった時に
似てるなって思いました。
亡くなって寂しい気持ちを味わうことが出来るのは
お葬式が終わって、ちゃんと送り出してから。
きれいに掃除がすむまでは、寂しい気持ちに
浸ることもできない。
お店、本当に亡くなったんだ・・・という気持ちを
味わうことが出来たのは完全に、構造物や物が全てなくなってから。
ほとんど一日家にいる。でも、何かが少しづつ変化していっている。
怒涛のお引越しが終わり、私が「本当に必要」
と思うものだけが我が家にやってきた。
物が増えてしまうので、自宅の断捨離も行う。
まだ完全には片付いていないけど、
焙煎は出来るようになって一安心。
焙煎したり、道の駅の書類を作ったり、
家の中を丁寧にお掃除したり。
あとは、自分の食べたい料理を
時間をかけて丁寧にやってあげる。
なんでもない事ばかりなんですが
自分に何かしてあげることで
こんなに癒されるなんてと思うことばかり。
7月の間に、私が種蒔きしていたこと。
まだスタート時期ははっきり言えませんが、
福津市の産直「ふれあいの里」さんと
道の駅「むなかた」さんの出荷が整いそうです。
書類の審査に1カ月以上かかるので
桃まつりの最中に水面下で準備を始めていました。
あとは、このブログ。
お客様と会えなくなっても私のことを
発信したいと考えていたので7月の間に
かず先生にブログの土台を作ってもらっていたので
よかった！！もう執筆にも慣れたのでいくらでも書ける！
誰かは分からないが、確実に私をどこかへ連れて行こうとするマスターがいる。
お店の閉店から、退去。
道の駅編のスタート。
それにまつわる手続き。
やらなければならない事。
通らねばならない道。
誰かは分からないけど、
目の前に、ひとつひとつ
すこ〜し頑張れば 努力すれば
出来るようになることを置いていく。
そんな誰かの存在を感じます。
思い切って環境を変えることを促し
まだ見た事ないもの
体験したことのない事に
チャレンジの機会を与えてくれる
そんな存在がいる気がしてなりません。
「やりたい事だけで生きていく」ためにする忍耐は必要。
今から私が始めようとしてしていることは
もちろんやった事のないこと
知らない事ばかりなので
今、その洗礼なのか 絶賛何かと戦っています。
お店を開けなくなった分 時間の使い方が自由すぎて
はじめは「ダラダラしてるんじゃない？」と
焦る気持ちもありました。
でもただ、自由な時間の使い方に
慣れていなかっただけで、ちょっと
わかってきました！！
いろんなもやもやから抜け出てきて
やっとブログを書く気持ちが帰ってきました！！
ちょっと長くなりましたが、近況報告です☺️
フリーランス焙煎士！頑張るぞ〜！！
産地に届け！！bravo！！
